こんにちは。
働く車の タイヤ屋さん
しらい まさしです。
NO34
前回のブログで書いておりました 冬将軍様。
お目覚めの後、すぐにお眠りになられたようですね(‘◇’)ゞ
その冬将軍様 またもやお目覚めの予報が出て参りました・・・。
来週あたりから 冷え込む模様です⛄
そんな年末ギリギリに差し迫った今日のお話は
ニュースでもお目にしたことがあると思いますが チェーンの義務化について。
国土交通省と警察庁が発表した模様で警報発令レベルの大雪の際、立ち往生が懸念される区間で、スタッドレスタイヤ装着車を含めすべての車両にタイヤチェーンの装着を義務付けるという方針だそうです。
規制区域で、チェーンを付けずに走行すると6か月以下の懲役か30万円以下の罰金が科されるそうです。
広島県下の規制区域は以下の通り
国道
国道54号(三次市布野町上布野~島根県飯南町上赤名の12キロ)
高速道路
浜田道(広島県・大朝IC~島根県・旭ICの34キロ)
この2区間となります。
サンライズ的な意見を言わせてもらうと・・・。
そもそもノーマルタイヤに降雪時チェーンを巻かないのは道交法違反です。
広島市内でたまに降る雪にスタッグして動けない車を警察官が後ろから押している。それこそ、道交法違反で取り締まればいいのにと思います。
チェーン義務化などほんとに役人の考える小手先だけの考えで、根本的な交通事故を防ぐ対策だとは思えません。僕はもともとスノーボードが好きで、子供が生まれるまでは毎年数回雪山に通っていました。
前乗っていた自分の車は四駆で全輪スタッドレスでした。スタッドレスに二輪チェーンを巻いたところで、逆に運転性能が落ちます。四輪巻けばノーマルタイヤよりはマシでしょうが、スタッドレス(性能が落ちていないもの)とそんなに変わりはないと思います。
そこに義務化などしたら、わざわざコストを掛けて四駆のスタッドレスを装備した人は、駆動輪全てにチェーンを巻かなければならずに、更にコスト増です。せめて雪道に弱い二輪駆動車の駆動輪のみにチェーンを義務化にしないとおかしい。全く意味が分かりません。そもそも、かつて道路を削って粉塵がでるからとスパイクタイヤを装着禁止して、スタッドレスタイヤを奨励したくせに今更チェーンの義務化など、雪道を車で走ったことがない役人の頭の固い人の考えることだと感じます。チェーンを巻くには結構な技術がいることもわかってない。
おそらく今以上に渋滞を招くでしょう。スパイクタイヤの製造禁止から、スタッドレスタイヤは飛躍的に技術革新を遂げています。
そもそも、大雪時に立ち往生する車両のほとんどが大型車。
そう!サンライズのお客様の大半を占めている大型車です。
そんな大型車のドライバー様は 雪道に対する知識や対応力、チェーンの扱い方も
ほとんどの方が心得ていらっしゃいます。
そんなドライバーさんんでも立ち往生するようなゆきですから・・・。
一般個人の人がチェーンを車載していたとしても、装着するのに手間取ったり、今以上に
混乱を招くのでは・・・?
混乱をかないためにも大雪の日は潔く、通行止めで規制をかけたらとおもうのです・・・。