こんにちわ 働く車の
タイヤ屋さん
しらい まさし です No87
先日 新たな取組の一環で 『アースシップ』という名のお家に視察に行ってきました🏡
簡単に特徴を言うと
①太陽や風力など自然エネルギーでや電力を自給自足する(オフグリッド)
➁生活用水は(飲料・トイレ・お風呂・洗面)は雨水でまかなう
③家を建てる時の主な建築資材が【ゴミ】廃タイヤや空き缶・空き瓶等
④デザイン性がユニークで美しい
このアースシップ アメリカの建築家が【環境への配慮と資源を持続的に再利用する生活を安価で実現できる】を実証するためにあります。加えて 従来型の住宅にも遜色ない住みやすさも!
雨水をろ過して 生活用水として使うために このそうな装置を自作されていました。
フィルター自体は海外製品を使用し(日本にはないモノ)パイプの部分はホームセンターでも購入できる一般的な材料を使用されていました。
また お湯に関しては これまた海外製の 太陽温水器を庭に設置して賄っているそうです
我が家の水道と遜色なく 水も お湯も 使用できました
約6000㍑貯めれる タンクが備え付けてあるそうですが 雨が降らない日々が続いている今は
貯蓄が半分を切っているそうで 恵みの雨を願っておられました
僕も 滞在時は節水を意識してましたwww
電力に関しては屋根の部分に太陽光パネルを設置して 機械装置で貯蓄具合を見えるように工夫されていました。
また トラック用の自動車バッテリー10個も使って電力を調整している。
数字が100を超えていると順調だそうです!
雨の日が3日以上続くと貯蓄電力が消費に追い付かず 電気が使えなくなるそうです。
電気が使えなくなると ろ過装置も動かなくなるので 水も同時に止まる仕組み
その為 生活用の電力には ポータブル電源を購入されたそうです♪
従来型の生活と遜色ないとは言え 天候に左右される生活ではあります!
またデザイン性も豊かで 廃材である タイヤが800本 空き瓶4000本 空き缶14000本
その空き瓶がそのまま むき出して 壁のデザインの一部になってたりもします
驚いたのが 真夏でも 真冬でも 空調設備なしで 部屋の温度が21℃で保たれているという!!
家を裏から見た写真で 円錐の部屋の屋根から下は 土の中に埋まっています!
そして 部屋外側を覆っている壁には土をたくさん詰め込んだ廃タイヤです
土の中の温度は 1年中変化が少ない事と タイヤが持っている蓄熱作用により 年間通して室内が21℃で保たれるという事になります。
奇想天外ですが緻密な計算が盛り込まれています。
今では ヨーロッパを中心に 自然環境への配慮に積極的に取り組んでいる国を中心に約3000棟ほど建築されています。
日本では2019年にアジアで初めて建築されました!
建築までの道のりは長く険しいかったそうです。
建築の許認可が下りるまでの 法律面の準備だけで1年~2年!
台風や地震の多い 日本では 耐震面など 安心・安全の部分で 何度もやり直し試行錯誤しながらクリアしたと。
では 建築会社でもハウスメーカーでもない タイヤ販売店の僕がこの場所を訪れたかと言うと!
数年前から 役目を終えたタイヤたち【廃タイヤ】の使い道を模索していました!
現在サンライズでは 廃タイヤ処理業者にお願いして お金を払って廃棄処分してもらっています。
そこは そんなに課題ではない部分なのですが そのタイヤたちの最終処分!
日本では約9割のタイヤが再利用されていて 残りの10%が埋め立てられたり その他に使用されています!
その10%の部分を 自分たちの業界で何か世の中の為に 役立つ事業を模索していました。
その他だと 現在 AGV(事業運搬車両)に取組んでいます。
廃タイヤでも 作業用の靴や手袋を作成しているメーカーにも 打診してみました。
どちらの取組も まだまだ目に見えた成果には ほど遠いです♪
溝がすり減ったタイヤを新品タイヤに交換するという 仕事をしたときは 目に見えて成果が出ます!
お客様も喜んでくれる姿が その場で 感じられます!
しかし この新たな取組は 日進月歩で 進んでいるのか進んでいないのかがなかなか 感じづらいw
でも 諦めることなく 一歩一歩形にしていこう!
未来を見据えて 新しい事にチャレンジする!
車両(タイヤ)を通して 社会貢献と交通安全を提供する!
このサンライズの事業ドメインを 常に意識しながら 世の中の為になる 仕事を進めて行きます♪
このアースシップは まだまだ研究されて これからも変化しながら 成長していく産業だなと感じました!
全く同じものを追求するのか? アースシップのエッセンスを取り入れた事業を生み出すのか?
またこれから 模索しながら進めて行こうと思います!
地域で共に頑張っている 異業種の経営者仲間にも 相談させていただいています
みんなで 東広島がより良くなる 取組を達成していけたら良いなと!!